ひとの代行にはいる・・・・

ミキファニット ケセラみき  

2008年08月18日 00:00

人のかわりに仕事にはいるのは緊張する


今日の親子クラスは日頃チーフが担当してる教室


人一倍努力家の彼女 自身もいま大人のチアチームで勉強中


合宿勉強会で今日はいない そこで私がはいる





かつて 大学をでてフィットネスクラブの社員として就職したてのころ 


社員はまさに何でも屋。4年生卒業直後にオープンしたクラブ。準備期間は


近所のあいさつ回りや、チラシのモデルにジムのマシーンの設置の手伝い 


オープン後、自動販売機のチェック、館内の掃除、袋つめされたタオルのセットを


メンバーに渡していたため、膨大なリネンをひたすらたたみつめる。


今はどこも外部委託されてることも当初は社員みんなでやってた。





苦情係にちかい事もなぜか私がしていた・・ 


 ・サウナで髪を紫に染めていたお客さま 


 ・バスタオル一枚でフロントまでこられるお客様


 ・ほかのインストラクターが誘われたデートの断り など


「相手はお客様よ。うまく断りいってきてね」と言われても


学校卒業したての私にとってなんと言ったらよいか 苦戦していた


  その後1年もたたぬうちに


  交通事故にあい両膝動かせず3ヶ月入院し、結婚退職となっていくのだが


(当時、女性のサブマネージャーにいつも私はおこられっぱないし・・


  私が上にたてるように育てようとしてたと のちのち聞かされた)





スタジオプログラムの組み立てをサブマネージャーにかわり私が担当に


この仕事はさらに胃が痛かった


3ヶ月おきにスケジュールのくみ見直しをするのだが


「お客様の様子をみて今後をよんでね。」・・・つまり動員が少ないとはずす


人気のある先生はひっぱりだこなので時間が「ココじゃなきゃイヤ!」と


アンケートのお客様の声で多くでた時間を30分ずらすと クレームの嵐





そして怖いのが・・・・・


超人気の先生がポンと突然休みになること


(自分の代行はどこもインストトラクターが自分でさがさなきゃいけないが)


当時 このクラブではこれも私の仕事だった 


「渋滞で遅れるからいけません」なんて電話が30分前にかかるとどうしようもない


海の中道へつづく道沿い 人工島もそのころないから渋滞は必須 


人気の先生はいろんなスタジオかけもちなのでこの危機、実は何度もあった


「どうにかするのが、あなたの仕事よ・・」と上司はいう


しかたなくペーパーインストラクターの私がスタジオにはいる・・


(学生時代に学校とは別にエアロの養成コースをでてたのは私だけ)


レッスン1本ももってなかったのに 


超人気のスーパーハードなクラスを代わりにはいるなんて自殺行為


私がドアをあけると ためいきがこぼれる 期待感から露骨に顔色がかわる


帰る人がいる・・・・





園児がベンツ動かすようなものだもの


そりゃ・・ がっくりされても仕方ない





それが残っているのだろう 


代行にいくときにはいまだにドキドキする


そこで、オリンピックにあわせ国旗のシールを用意していった


モノで・・・なんとかの卑怯者のわたし (笑)